結婚したくない男

歯医者なんて儲からないっての。

何も知らないまま歯医者になってしまった人が読むべき「2冊」の本

さて、そろそろ確定申告の時期ですね。

単調過ぎる作業の連続に毎年吐き気がします。きっとサラリーマンの人は何のこっちゃい?学生は、何それ美味しいの?という感じでしょう。

税金の話は奥が深く難解ですが、税理士と会話できるくらいの知識は持っておいても損はしないでしょう。ボクは知れば知るほど味が出る、スルメのような感じが嫌いではありません。とはいえ女の子とお酒を飲んでる方が何倍も楽しいですね。

 

今日は「世の中の仕組み」を知るための本を紹介しておきます。この2冊は病院の机に放り投げてあるアトラスやクインテッセンスよりも遥かに大切です。

 

経済ってそういうことだったのか会議 (日経ビジネス人文庫)
 

この本は1日もあればサクッと読めて、入門書としては最高ですね。初版が2002年と古いですが、今読んでも全く色褪せていません。序盤に出てくる牛乳の蓋の話は秀逸です。池上彰さんの本もわかりやすいですが、ボクはこっちを断然おすすめしますね。

読み終わったら、どうして自分の手元に先程の専門書が届くのか、なぜ治療をすると自分の口座に給料が振り込まれるのか、をデートの前にでもちょっと考えてみたらといいと思います。

  

次はこれです。

マンキュー マクロ経済学(第3版)1入門篇

マンキュー マクロ経済学(第3版)1入門篇

 

まず厚いです。間違いなく眠くなりますね。スーパーで100円出すとピンクグレープフルーツが1つ買えます。10000円出すとタイ古式マッサージで70分癒してくれます。これらは当たり前のことですが、とても重要なことです。つまり「お金」と「モノ」、「お金」 と「サービス」の交換ですね。これが「経済」です。シンプルですね。でもずっと同じ値段じゃないよね・・みたいなことが難しい言葉を使って書かれています。応用編もありますが、これで充分でしょう。

ボク個人は竹中平蔵さんの本の方が好きですね。わかりやすさと読みやすさは群を抜いています。
 
歯科医師に限らず専門職といわれる人たちは、洗練されたテクニックを持っている人の数に比べ、金融のセンスを持っている人の数は圧倒的に少ないですね。まあ、医療の場合は基本的に商品の値段が同じですから、差別化も難しく意欲がわきづらいのもあるでしょう。そして先日『病院の窓口負担から考える、本当に重要なこと』で書いたように、売上の半分以上は税金ということも大きいです。さらに、治療に専念して他は任せればいいんだ、というおめでたい考えもまだまだ幅を利かせています。これでは、はっきり言ってカモネギです。
 
ボクも歯科においてプロである以上、一定基準のクオリティを提供することは当然であると思います。そしてそのために必要なテクニカルなことやアカデミックなことは、嬉しいことに、隣のお節介な上司や、数多く存在する講習会の偉い先生たちが教えてくれます。
経営のことは、オーダーメイドのスーツを着こなした経営経験のない医療コンサルや、電話1本で駆けつけてくれるメーカーの営業マンが親切に聞かせてくれます。
 
近年、情報網の急激な発達により、個人の力は大きくなりました。何か得体の知らないものに巻かれて流されていく前に、自分の力でベクトルの向きを変えてみる、という選択肢を考えてみてもいいかもしれません。